NTT-MEのブロードバンドルーターBA8000Pro。購入前にネット上で仕入れた情報では発売当初は不具合があったけど、すぐファームウエアのバージョンアップがあり、性能も機能もFTTHで使う分には十分すぎるくらいで、評判はいい。デザインもかっこいいし。だけど欠点が一つあります。それは「正面のステータスLEDの視野角が狭い」ということ。45度ぐらい左から見ると左右二つ並んだ左の方が見えなくなり左の窓から右のLEDが見えるのです。それで、どうにかして見やすくしようと考えました。
写真右は斜め左から。右のオレンジのLEDが左の窓から見えていて左のグリーンLEDが見えない。左の写真は正面。
分解して中を改造しようかとも考えたのですが、常時稼働していて、電源を落とすわけにはいかないので、表面を加工することにしました。
実際には表面にプラスチックの板を加工して貼り付けます。BA8000Proの正面に合わせて透明な板を切ります。ちょうどジグソーパズルのパネルの板が余っていたのでそれを切り取って使います。透明なままだと意味がないので、表面にScotchメンディングテープを貼ります。このメンディングテープは半透明なのでちょうどLEDの光が当たってスクリーンの役目をするわけです。貼り付けるとき押さえつけない方がいいかもしれません。押さえつけると、ぴったり張り付いて透明に近くなるからです。私は両面にはりました。そしてテープでBA8000proの正面に貼ります。
左の写真は、貼り付けたところ。少し曇った感じになるので、LEDの部分だけに貼り付けると見栄えがいいと思います。
暗くして撮影。右から漏れているオレンジに混ざってグリーンが映し出されています(わかりにくかったら画像の上で右クリック→”画像を表示”で見てください)。実際には写真よりはっきり効果があります。
ここまでは本体に貼り付けるだけなので斜めから見るととなりのLEDが見えてしまいます。そこで、もう少し細工してみます。細いテープ状の物を左右のLEDの間に差し込んで、光が漏れないようにします。幅5ミリぐらい、長さは20センチぐらいに紙などを切って、上面のスリットから差し込みます。長さは中に落ち込まない長さです。ただのテープ状だと曲がってしまうので、山形に折り目を付けて差し込みます。ただし取扱説明書には「警告!中に異物を入れない下ください」と書いてあるので保証対象外になりますので自己責任で!左の写真の、本体の上にでている白い物が差し込んだ紙テープ。右の写真は暗くして撮影。右のオレンジLEDが漏れていない。